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内臓脂肪レベルはチーズを食べるだけで減らせる

チーズを食べるだけで内臓レベルは減らすことができます。チーズは高カロリーなのため、むしろ内臓脂肪レベルを増やすイメージがあるでしょう。しかし、チーズが太るという思い込みは大きな誤解。チーズが内臓脂肪を減らすメカニズムを見てみましょう。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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内臓脂肪レベルはチーズを食べるだけで減らせる


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内臓脂肪レベルを減らす理由1つめ

チーズを食べることで内臓脂肪レベルを減らすことができる1つめの理由は、その成分にあります。チーズは水を除くと半分はタンパク質、半分は脂肪。ただし、脂肪には、太りやすい脂肪と太りにくい脂肪があります。

脂肪は分解されたのち、小腸で吸収されて血液中に取り込まれるもの。ここで肉類などに含まれる脂肪は長鎖脂肪酸です。分解されにくく吸収もされにくいため、エネルギーとして使われるまでには時間がかかります。

一方、チーズの脂肪は中鎖脂肪酸です。分解されやすく吸収もされやすい脂肪なので早くエネルギーとなるため、溜まりにくいことが特徴。さらに、体に溜まったほかの脂肪も一緒に分解する働きも期待できるのです。


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内臓脂肪レベルを減らす理由2つめ

チーズが内臓脂肪レベルを減らす2つめの理由はカルシウムです。カルシウムは脂肪の燃焼を促進して、脂肪の蓄積を抑える効果が期待できます。ただし、じつは一口にカルシウムといっても、さまざまな状態のものが存在するのです。

ちなみに、小魚などに多く含まれるのはリン酸カルシウム。カルシウムのなかでもとくに硬く、骨や歯の材料に適しています。一方、チーズなどの乳製品に多く含まれるのがカゼインカルシウムです。

カルシウムは同じ量を食べても吸収率がポイントになります。チーズ中のカルシウムの吸収率はは40%ぐらいと、相当高い数値。このため、少量で大量のカルシウムが摂れるというわけです。

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