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腹式呼吸の効果で免疫力がアップするか検証した

マスクや抗菌スプレーなどで予防策をとっているものの、それでも毎年、風邪をひいてしまうという西村知美さん(46歳)。そんな西村さんが、ほうじ茶と腹式呼吸の効果で免疫力がアップするかを検証します。『その原因、Xにあり』で紹介されていました。



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腹式呼吸の効果で免疫力がアップするか検証した


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腹式呼吸の効果でリンパ球を巡らす

最新の研究によると、水分を摂って小腸から吸収されて体の中に入っていくというとき、小腸の壁にたくさん存在NK細胞を含むリンパ球が活性化することが判明。そして、腹式呼吸の効果によってそのリンパ球を全身に巡らせると、免疫力がアップするのです。

検証は、血液検査でNK細胞の働きを示すNK活性値を測定。検証前後の数値を比較します。専門家によると、NK活性値が「25」未満だと、免疫力が低いということ。西村さんのNK活性値は「20」でした。

検証ルールは、寝起きと朝昼晩の食事の4回、それぞれ250mlの温かいほうじ茶を飲みます。温かいほうじ茶を飲むのは、温かいほうが腸での吸収がよく、利尿作用が低いため。ただし、大事なのは水分。250mlの水でもOKです。


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腹式呼吸の効果で免疫力がアップ

さらに、夕食を食べてから30分後に仰向けになり、腹式呼吸を10分間行います。期間は3日間です。はたして、ほうじ茶と腹式呼吸の効果でNK活性値が上がって免疫力はアップするのでしょうか?

さっそくNK活性値を測定すると、数値は「22」とアップ。ただし、基準値には届かないという残念な結果になりました。このほか、65歳の男性と70歳の女性の2名が一般被験者として検証を行いましたが、こちらは数値がそれぞれ「23→26」「22→25」と基準値をオーバーする結果でした。

免疫力アップのキーワードは継続です。西村さんはトータル2週間の継続検証を行いました。2週間後に感想を聞いてみると、必ずひいているはずの風邪をひいていないことに驚いている様子。数値も見事に「33」にアップしていました。

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