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長寿で知られる徳之島ならではの5つの食材とは

鹿児島県の奄美群島にある徳之島は、史上最高齢としてギネスブックに載った本郷かまとさん、泉重千代さんが生まれた島です。この徳之島で腸内検査を実施したところ、長寿菌保有者だらけであることが判明しました。『その原因、腸にあり』で紹介されていました。



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長寿で知られる徳之島ならではの5つの食材とは


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長寿菌を増やす食材が粒味噌

長生きの秘訣というのは、長寿菌と呼ばれる腸内細菌にあることがわかってきました。長寿菌である大便菌とビフィズス菌に大きな影響を与えるのが食生活。じつは徳之島ならではの食材が関係しているのです。

長寿菌を増やす島ならではの食材が「粒味噌」。粒味噌は奄美地方などでは有名な味噌で、島料理には欠かせない発酵食品です。大豆や米が細かく残っているのが特徴。じゃこだけでなく、豚肉やピーナッツと和えるなど、各家庭によってさまざまな形で粒味噌は食べられています。

粒味噌に含まれる乳酸菌は、腸の中を通過していくときにビフィズス菌を元気にして増やす働きがあります。乳酸菌の働きでビフィズス菌が活性化。腸の運動が活発になって、腸内環境がよくなるのです。


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長寿につながる大便菌の活性化

長寿菌を増やす島ならではの食材が「青いパパイヤ」。青いパパイヤは徳之島ではとてもポピュラーな食材です。漬け物にして食べることもあります。そして、青パパイヤには食物繊維が多いことが特徴です。

食物繊維は大便菌のエサになります。大便菌が食物繊維を食べて活性化すれば、腸内の粘膜を修復。正常な免疫機能を維持することで長寿につながります。

長寿菌を増やす島ならではの食材が「アオサ」。アオサとは浅い海の岩などに付着している海藻。徳之島でもポピュラーな食材で、海に採りに行っておかずにする人も多くいます。あおさはミネラルも多く、食物繊維も豊富な食材です。


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腸の運動が活性化して長寿に

長寿菌を増やす島ならではの食材が「みき」。みきは奄美地方などでは有名な飲み物で、もち米を発酵して作ります。島のスーパーでは牛乳と一緒に並んで売られているほどです。

みきは乳酸菌による発酵食品。いわば米で作ったヨーグルトです。みきが含んでいる乳酸菌が腸に入ってくると、腸内のビフィズス菌を活発にします。

長寿菌を増やす島ならではの食材が「黒糖」。徳之島ではサトウキビから作られる黒糖を毎日食べています。島では調味料として黒糖を使う家庭もあります。この黒糖に含まれるオリゴ菌は、長寿菌をどんどん増やしてくれる力があるのです。

黒糖に含まれるオリゴ糖はビフィズス菌の大好物。オリゴ糖によってビフィズス菌が活性化して腸の運動が活発になることで、元気で長寿になるのです。

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