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運動音痴を脱出するための2つの練習方法とは?

運動神経とは運動動作のスピードと正確性に分解可能。脳からの信号が寄り道をしないでまっすぐ目的の筋肉に向かえば、正確性が高くなって動きのスピードが上がります。そして、運動音痴を脱出するのに効果的なのが繰り返し学習。さらには、それを保存する強化学習が必要です。



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運動音痴を脱出するための2つの練習方法とは?


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運動音痴を脱出する繰り返し学習

運動神経のよい人は、脳からの信号が寄り道をしないでまっすぐ目的の筋肉に到達しています。しかし、運動音痴の人は信号が右へ左へといろいろな脳細胞をヨロヨロしながら伝達。寄り道ばかりしているイメージです。

信号が寄り道をしないでまっすぐ目的の筋肉に向かえば、正確性が高くなって動きのスピードが上がります。つまり、運動音痴を脱出する最大の要因は、信号をできるだけまっすぐ伝えることにあるのです。

そして、信号をまっすぐ伝えるのに効果的なのが繰り返し学習。同じ運動動作を何回も反復することで、はじめは寄り道していた信号が徐々にまっすぐに進むようになります。これが運動音痴を脱出した状態です。


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脱出した運動音痴を維持する強化学習

ただし、繰り返し学習によってスピードや正確性が身についたとしても、長いあいだ練習をしなくなればスピードや正確性は落ちてしまいます。一度疎通した神経回路が閉じてしまったり、情報伝達速度が落ちたりしてしまうからです。

このため、いったん運動音痴を脱出できたとしても、ときどき刺激を与えてやらないと維持できません。そのための練習が強化学習。これによって運動神経は保存されることになります。

いったん脱出した運動音痴をさらに維持するためには、より高度な繰り返し学習と強化学習が必要ということ。それによって神経の伝達能力を上げて、それを維持しなければならないのです。

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