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内臓脂肪が多い人ほど食後高脂血症になりやすい

知らず知らずのうちに動脈硬化が進んでしまうのが食後高脂血症です。食後に中性脂肪が増えてもすみやかに分解されるところ、なんらかの異常で中性脂肪の分解が追い付かずにグングン上昇してしまいます。そのカギは内臓脂肪にありました。『みんなの家庭の医学』で紹介されていました。



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内臓脂肪が多い人ほど食後高脂血症になりやすい

内臓脂肪が多い人ほど食後高脂血症

食後高脂血症の人とそうでない人の差はどこにあるのでしょう? そのヒントは、それぞれの30年前の写真にあります。食後高脂血症でなかった3名は、昔と比べてほとんど体型に変化がありません。体重も増えていませんでした。

ところが、食後高脂血症だった3名は昔に比べて太っていたのです。体重を見ても、皆さん10㎏以上増えていました。つまり、昔に比べて太った人こそ、食後高脂血症を招きやすい危険な人なのです。

昔に比べて太っていると、食後高脂血症になりやすいのはなぜでしょう? その原因は内臓脂肪にあります。内臓脂肪というのは、食事や運動の影響がダイレクトに出るもの。食事が増えて運動不足になるとすぐに溜まってしまいます。

このため、急に太ったという人には内臓脂肪がついている可能性が高いということ。そして、内臓脂肪が多い人ほど食後高脂血症になりやすいのです。

内臓脂肪で酵素の働きが悪化する

ちなみに、食後高脂血症だった3人の内臓脂肪をMRIで調べてみると、2名の女性はメタボリックシンドロームの基準値をオーバー。1名の男性も、基準値ギリギリと内臓脂肪がたっぷりとついていました。

それではなぜ内臓脂肪が多いと、食後高脂血症になってしまうのでしょう。それは内臓脂肪が溜まっている人のほうが、中性脂肪を分解できない人が多いのです。内臓脂肪が増えると中性脂肪の分解酵素であるリポ蛋白リパーゼの働きが悪化。中性脂肪が増えてしまいます。

もちろん食前から中性脂肪が多い人は、食後に計測すれば数値はさらに悪化するでしょう。しかし、動脈硬化が進む度合いは、食後に中性脂肪が多くなる食後高脂血症の人とそんなに多く変わらないというデータも出ているのです。

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