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動脈硬化の原因となるのは「そば」より「うどん」

動脈硬化の原因となる中性脂肪を増やすのは動物性脂肪だけではありません。食べ過ぎたら中性脂肪をより増やしてしまうのは「そば」と「うどん」のどちらでしょう? 正解は「うどん」です。その理由を詳しく見ていきましょう。『みんなの家庭の医学』で紹介されていました。



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動脈硬化の原因となるのは「そば」より「うどん」


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動脈硬化の原因は糖質の摂りすぎ

炭水化物に含まれる糖質も、摂りすぎると中性脂肪を増やしてしまうものの1つ。たしかに、うどんもそばも同じ炭水化物。じつは、うどんの糖質のほうがそばの糖質よりも小腸で吸収されるスピードが速いのです

もしうどんを食べすぎてしまった場合、体内で一気にしかも大量の糖質が増えます。すると、体内でエネルギーとして使われなかった余った糖質が、肝臓へと流れ込んで中性脂肪を増やしてしまうのです。

これが動脈硬化の原因。血管内にできたプラークが何らかのきっかけで表面が傷つき破れると、血管をふさいで血流がストップ。突然死を招く心筋梗塞など恐ろしい病を発症してしまうことにもなりかねません。


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動脈硬化で命に関わる病気になる

それでは、動脈硬化が心配な人はどんなことに気をつけるべきでしょうか。それでは、炎天下の外から冷房の効いた部屋に戻ったとき、ビールでのどを潤したときと、タバコを一服してリラックスするときと、どちらがプラークが破裂しやすい行動になるでしょう?

正解はタバコ。いまにも破裂しそうなプラークが破れる最大のきっかけとなるのは、血管の急激な収縮です。炎天下の外から冷房の効いた部屋に入ったときに、その冷気で血管は収縮します。

そんなときにタバコを吸うと、血管はさらに収縮してしまうのです。その結果、血流のスピードが速くなり、その刺激でプラークが破裂。動脈硬化が心筋梗塞など命に関わる病気につながる可能性が高くなるのでした。

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