眠れないときにあごを上下させる体操が効く理由
眠れないときに無理に寝ようとするのは逆効果。布団に入って15分たっても眠れないときは、いったん布団を出るのが正解です。そして、椅子やソファに座ってあごを上下させる体操を行いましょう。これで徐々に眠くなってくるのです。『ジョブチューン』で紹介されていました。
眠れないときは布団から出る
じつは脳の構造として、15分寝つけなかったら、1時間は眠れない構造になっているとか。だからこそ、なかなか眠れないときは無理やり眠る必要はありません。いったん布団から出てしまうのが正解です。
いったん布団を出たら、部屋を暗くしたまま椅子やソファなどに座り、あごを上に突き出すように5秒伸ばしたあと、ゆっくり緩めます。この動作を3回繰り返すだけで徐々に眠くなるのです。
人間は、体を支える抗重力筋という筋肉が緩むと自然と眠くなっていきます。あごの筋肉も、この坑重力筋の一部。あごを上げることで筋肉がリラックスして、だんだん眠くなってくるのです。
眠れないときは足首を温める
眠れないときは、いったんシャワーで足首を10秒ずつ温めるのもよいかもしれません。人間には、体の中の深部体温という体温が、高いところから急激に下がると人間はぐっすり眠れるという性質があるからです。
足首を温めると、温まった血液が内臓に戻って深部体温がいったん上昇します。一方、温まったことで足裏が汗をかくと、今度は気化熱で血液の温度が低下。その血液が内臓へ戻っていくことで、深部体温を下げることができるのです。
こうして、いったん上がった深部体温が下がりやすくなります。この効果が現れるのに要する時間は1時間前ほど。眠れないときはいったん布団を出て、また眠くなる1時間後をターゲットに、足首を温めるのもよいでしょう。
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