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羽賀龍之介の内股で特徴的なのは上半身の動き

柔道日本代表の羽賀龍之介選手は、破竹の快進撃で世界ランキングを一気に駆け上がりました。その大きな武器となったのが、一瞬を狙って豪快に相手を跳ね上げる内股です。羽賀龍之介選手の内股には、ほかの選手にはない特徴があります。『ミラクルボディ』で紹介されていました。



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羽賀龍之介の内股で特徴的なのは上半身の動き


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羽賀龍之介の内股で特徴的な上半身

羽賀龍之介選手の内股で特徴的なのは上半身の動きです。内股とほかの技との区別がまったくつきません。上半身は同じ形ながら、いくつかの技が出ているといえます。

対戦する相手の目線で見た羽賀選手の動きを見てみましょう。柔道で組み合ったとき、視界に入るのはおもに相手の上半身。大内刈りと内股との比べたとき、どちらの技なのか見分けがつきません。

しかし、下半身の状態はまったく違います。内股のときは大きく後ろにひねられているのです。別々の技を同じように見せかけるのは、誰にでもできることではありません。何が違うのか、学生選手と比べてみました。


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羽賀龍之介の内股のかけ方にポイント

ポイントは、羽賀龍之介選手の内股のかけ方にあります。学生選手は、足の回転と同時に上半身をひねり始める形。一方、羽賀選手は腰から先を先にひねり、上半身はぎりぎりまで動かしていません。

羽賀選手独特の内股のかけ方が、相手に技を見分けにくくする効果を生んでいました。いくつもテクニックを組み合わせた華麗なフェイント。羽賀選手の内股は、パワーに勝る外国人選手にとって脅威となっています。

フランス代表のシリル・マレ選手は「羽賀選手は内股のスペシャリスト」と認識。ブラジル代表のラファエル・ブザカリーニ選手は「羽賀選手はとても強い。内股をかわすことはとても難しい」と話しています。

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