減塩プログラムなのに塩を減らさないメニュー
これまでに全国で5千人以上が減塩に成功している方法があります。それがなんと、塩を減らさない減塩法というもの。実際に減塩プログラムのメニューを口にすると、かなり味がついていました。減塩プログラムを詳しく見ていきましょう。『ためしてガッテン』で紹介されていました。
減塩に挑戦する特別入院プログラム
塩を減らさない減塩法を提唱するのが、近江八幡市立総合医療センター腎臓センター顧問の八田告さん。八田さんの勤める病院は、10年前から減塩に挑戦したい人向けに1週間の特別入院プログラムを用意しています。
この減塩の特別入院プログラムですでに、600人以上の減塩に成功。同じ減塩法を使って、全国でなんと5千人以上が減塩に成功しているといいます。
その中の1人、51歳の男性は根っからの濃い味好き。焼肉だったらタレたっぷり、天ぷらだったら天つゆから何からをつけまくりといいます。とにかく濃い味が好きなのです。
減塩プログラムの食事を一口食べる
しかし、この男性は1か月前に腎臓病を発症。濃い味好きがたたって、塩分を摂りすぎていたのです。心配した家族の勧めもあって、この減塩プログラムに参加しました。
この減塩プログラムの一番のポイントはもちろん食事。減塩プログラムなのに塩を減らさない、摩訶不思議なメニューです。牛肉の中華炒めやナスの煮びたしなど、おいしそうなメニューが揃っています。
さっそく、その減塩プログラムの食事を一口食べてみると、かなり味がついているとのこと。普通の食事変わらないというのです。薄味の食事と覚悟してきたのに…と驚くほかありません。しかも、この食事を1週間続けると、誰もが薄味好きになってしまうのです。
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