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コレステロールを食事で制限しても意味がない

コレステロールを摂取するとコレステロール値が上がるという調査結果はありますが、期間が1~2週間ほど。摂取が多い人と少ない人を数年間比べると差がありません。これは肝臓などが作る量を調整しているからです。このため、厚生労働省はコレステロールを食事で制限しなくなりました。



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コレステロールを食事で制限しても意味がない

コレステロールの食事での摂取制限

コレステロールを食事で制限しないということは、コレステロールの多い食品も好きなだけ食べてよいのでしょうか。健康な人は、いわばコップに水が半分以下しか入っていないような状態。少しぐらい水を入れても問題はありません。

ただし、コレステロール値が高い患者はちょっと事情が違います。いわばコップぎりぎりまで水が入っている状態です。わずかでも入れるとあふれるような状態なので、好きなだけ食べてよいわけではありません。

日本動脈硬化学会は2015年5月、健康な人にコレステロールの食事での摂取制限を設けないことには賛同するが、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロール値の高い患者には当てはまらないという声明を出しました。

LDLコレステロールが高いと食事制限

実際、コレステロールを食事で摂取制限すると、LDLコレステロール値が非常に下がる患者もいます。とはいえ個人差が大きいため、生活習慣や運動、食事など包括的な取り組みが必要です。

厚生労働省もLDLコレステロール値が高い場合は、食事による制限が必要という立場です。LDLコレステロールは動脈硬化の原因になり、心筋梗塞などの危険が高まるとされています。

一方、日本脂質栄養学会は、茨城県や福井市などでの調査をもとに、コレステロール値の低い人のほうが死亡率が高いとしているのです。これに対し動脈硬化学会は、コレステロール値の低い人はもともと病気がある割合が高く、低いことが死亡率を上げる原因ではないと反論しています。

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