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歯茎の出血を放っておくと突然死リスクが上がる

歯磨きで歯茎から出血する状態を放っておくと、突然死のリスクが上がるのをご存じですか? 歯ぐきの出血部位から侵入した歯周病菌が心臓に流れ着いて、心筋梗塞を引き起こすからです。歯茎の出血による突然死メカニズムと、その予防方法を見ていきましょう。



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歯茎の出血を放っておくと突然死リスクが上がる

歯茎が炎症をおこして出血する歯周病

口の中の歯周病菌が増殖して歯茎が炎症をおこして出血したりする病気が歯周病。歯周病は痛みなどの自覚症状がないため、気がつかないうちに悪化するのが特徴です。

歯周病菌の多くは問題ありませんが、一部の種類は血管の壁に取り付いて炎症をおこします。血管の中に進入した菌は全身を巡って心臓に漂着。そこで、血管の壁に張り付いてしまうのです。

すると、血管の壁に炎症が発生します。この炎症がいたるところでおこり、次第に血管の壁が分厚くなる動脈硬化が進行。こうして、心筋梗塞のリスクはが高くなるため、突然死のリスクも跳ね上がるのです。

歯茎の出血で歯周病菌が血管に侵入

この歯周病菌が血管に侵入するタイミングが歯茎の出血です。歯周病になると、歯磨きなどの刺激でも歯茎は出血しやすい状態。そして、出血するとそこの血管から菌がどんどん侵入してしまうのです。

しかも、出血に気づいてやさしく歯磨きするようになっただけでは、突然死のリスクを下げることはできません。じつはもう1つ、歯周病菌の侵入のチャンスがあるのです。

それは食事のタイミング。歯周病が進行すると歯茎の表面の組織が壊れ、いわば内側の毛細血管がむき出しの状態になります。さらに、歯茎の壁自体にも大きな隙間ができてしまいます。そんな状態でものを噛むと、振動で菌が拡散してしまい、一部が血管に入り込んでしまうのです。


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20%は歯茎の出血で血管に侵入する

実際、歯周病菌が血管に入るルートは、20%が歯磨きによる歯茎の出血。20~50%が食事で侵入しているという調査結果があります。

歯周病菌の血管への侵入を防ぐには、歯周病菌の存在自体をなくすのがベスト。歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎のあいだは、酸素が嫌いな歯周病菌の格好の住みかとなります。この歯周ポケットを浅くすればよいわけです。

そのためには、歯をクリーニングして炎症を減らすしかありません。とはいえ自分でやるのはなかなか難しいもの。突然死を避けるためにも、半年に1回は歯科医を受診して、口腔ケアをしてもらうことが大切なのでした。

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