ナイス!シニア
更年期/介護/相続…40代からの新常識

腎臓の働きには「水分控えめ」が負担をかける

肝臓と腎臓は生きていくうえで欠かせない臓器。ただし肝臓の働きは復活しますが、腎臓の働きは一度悪くなると治りません。しかも腎臓の働きには、トイレの回数を減らそうと水分を控えることは大きな負担になるのです。『駆け込みドクター!』で紹介されていました。



スポンサーリンク
腎臓の働きには「水分控えめ」が負担をかける

腎臓の働きは血液のろ過フィルター

腎臓の位置は背中側の腰の上あたり。形はまるでそら豆です。直径10cmで幅5cmほどと、サイズはにぎりこぶし大。重さは120~150gで、左右に一対ずつあります。

腎臓の働きはおもに、血液中の老廃物をろ過するフィルター。腎臓の中には「糸球体」と呼ばれる毛細血管の集まりがあり、この部分で老廃物をろ過。この糸球体が集まってできた腎臓は、まさに血管の塊です。

このため腎臓に流れる血液の量は、臓器の中でもっとも多量。1分間に1リットルもの量になります。心臓が全身に送り出す血液の、約4分の1が腎臓に流れ込んでいるのです。

水分を控えることは腎臓の働きにNG

そして、腎臓が血液からろ過する尿の元である原尿の量は、1日180リットルにも上ります。まさにドラム缶1本分です。その99%は体に再吸収されて、残りの1%である1~2リットルが尿として排泄されます。

このメカニズムを見ると、水分のとりすぎは腎臓の働きに負担になりそうなところ。しかし、実際は水分摂取が少ないほうが、腎臓働きへの負担は大きくなります。水分量が少なくて濃い尿を出すときに、腎臓は一生懸命働くもの。水をたくさん飲んで薄い尿を出しているときは、負担がかかりません。

このため、トイレに行く回数を減らそうと水分を控えることは腎臓の働きにはNG。腎臓に余計な負担がかかってしまうのです。実際、1日5~10回のトイレは正常範囲。腎臓の働きのためにも、1日1~2リットルの水分を取るように心がけましょう。

■「腎臓の働き」おすすめ記事
腎臓の働きが低下する慢性腎臓病の放置は危険

■「腎臓」おすすめ記事
50代の新常識!?「腎臓」の5つの働きとは?
腎臓病の3つのサイン「尿・むくみ・血圧」
「臭い玉」の放置が原因で腎臓病になる理由
尿が泡立つ人は腎臓病の疑いが高まる理由とは
回復するのはレアケース「腎不全」の治療法

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事