氷食症は鉄分不足!とくに女性は食生活に要注意
アイスコーヒーやジュースの氷をボリボリ食べる人には、病気が隠れている可能性があります。それが「氷食症」という病気です。おもな原因は体内の鉄分不足といわれています。『駆け込みドクター!』の「お医者さんに聞きたい40の事SP」で紹介されていました。
氷食症は男性より若い女性におこる
「氷食症」とは、氷が無性に食べたくなってしまう病気です。おもな原因は、鉄欠乏性貧血など体内の鉄分が不足することで発症します。
というのも鉄分が不足すると、自律神経の働きに狂いが生じて体温が上昇。口の中の温度も上がるため、無意識に冷やしたくなるからです。それが氷食となって現れます。
氷食症は、男性よりも若い女性におこる傾向。また、氷食症の発症率が高いのが妊婦。お腹の赤ちゃんに栄養をとられて鉄分が不足がちになるからです。
氷食症の原因が子宮筋腫というケース
氷食症になると体が極端に冷えて、めまいや貧血、疲れやすくなったりとさまざまな不調に襲われます。1日に製氷皿で1皿以上も食べてしまったら、氷食症の可能性が高いでしょう。
女性はただでさえ生理で鉄分が不足がち。しっかりとした食生活を送っていないと、氷食症になる可能性が高いといえます。
また、氷食症の原因が子宮筋腫というケースも…。子宮の筋肉にできる良性の腫瘍である筋腫から徐々に出血していて、それで氷食症になっていたケースもあるのです。ただの鉄欠乏性貧血だと考えていると、思わぬ病気が隠れている場合もあるので注意しましょう。
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