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心房中隔欠損症の自覚症状は20歳ごろに現れる

20歳の女性が大学の健康診断で心電図に異常が見つかり「心房中隔欠損症」と診断されました。本人的には疲れやすいながらも普通に生活できるレベルです。心房中隔欠損症は手術で疲れやすい症状は治るのでしょうか? また、手術はどれくらいの時期にうけるべきでしょうか。



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心房中隔欠損症の自覚症状は20歳ごろ

心房中隔欠損症の自覚症状

心房中隔欠損症は、心臓の右心房と左心房を仕切る「心房中隔」に穴があいている先天性の病気。穴があいているため肺から左心房に戻ってきた血液が、この穴を通って右心房に流れ込んでしまうのです。

右心房は肺へ血液を送り、左心房は全身へ血液を送ります。心房中隔欠損症は結果として、肺に行く血液が増えて、体にいく血液が減る状態になります。

心房中隔欠損症の自覚症状は、子どものときはほとんどありません。年齢を重ねるにつれ、穴を通って左心房から右心房へ流れ込む血液が増加。20歳ごろになって「階段を上ると息切れする」「疲れやすい」といった症状が出ます。

心房中隔欠損症の手術が必要な目安

心房中隔欠損症の手術が必要な目安は、基本的に左心房から右心房へ流れ込む血液量。穴が小さく心臓に負担がそれほどかかっていなければ必要ありません。心房中隔の穴が大きく、肺に行く血液が体に行く血液の1.5倍以上の人は手術を受けた方がよいでしょう。

心房中隔欠損症の手術は、カテーテルを使って合金製のふたで穴を塞ぐのが基本。この手術なら胸を切らず回復が早いでしょう。ただし、穴の位置によりカテーテル治療ができないことがあります。穴を閉じる手術は一時的に人工心肺を使い、傷痕が残りますが実績はあります。

心房中隔欠損症の手術の時期は、不整脈が出る前がよいでしょう。不整脈は40歳を過ぎたころから出やすく、穴を閉じただけでは治らないことがあるからです。妊娠中も不整脈などのリスクが高まることがあり、場合によって妊娠前の手術を勧めることもあります。

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