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人間ドック異常ナシでも加齢黄斑変性で失明

人間ドックで詳しい目の検査を受けていたのに、加齢黄斑変性を発症して失明してしまった症例があります。じつは加齢黄斑変性は欧米では失明原因の第1位の病気。日本でもその予備軍は1,200万人以上といわれています。加齢黄斑変性で失明してしまった症例を見ていきます。11月19日放送『ためしてガッテン』の「危険な目やに発見ワザ」で紹介されていました。



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人間ドックで異常がなくても加齢黄斑変性で失明した

加齢黄斑変性の患者が急増中

「加齢黄斑変性」は欧米では失明原因の第1位の病気です。黄斑変性症とも呼ばれます。はじめはちょっと目がかすむだけ。年のせいか…と放っておくと突然、視野の中心がかけてしまい、たった3か月で視力が急激に低下します。その後、なんと失明するケースが続出しているのです。

日本でも近年、患者数が急増。2012年には84万人となっています。京都大学が行った最新の調査によると、1,200万人以上が加齢黄斑変性の予備軍であることがわかってきました。

さっそく、加齢黄斑変性の具体的な症例を見てみましょう。大阪府在住の65歳は2011年に加齢黄斑変性を発症。それ以来、重度の視力障害に悩まされています。

加齢黄斑変性で左目の視力を失った

最初の異変に気づいたのは車での移動中でした。トンネルに入った瞬間、なぜか視界が薄暗くなり、前方がほとんど見えなくなったのです。わずかに見える光を頼りに必死を運転を続けました。しばらくすると、視界は元に戻ったといいます。

加齢黄斑変性が発症すると、道路のセンターラインが波打つようにクネクネに見えるのが特徴。また、視界の中心が欠損してしまいます。しかし、加齢によるものと思った男性は、とくに病院に行くことはありませんでした。

ところが63歳を迎えた翌朝、左目の視力を完全に失ったのです。この男性には失明など夢にも思わなかった事情がありました。


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加齢黄斑変性は治療が可能な病気

じつは毎年欠かさず人間ドックを受診していたのです。ただの視力検査だけでなく、目のなかの詳しい検査を10年以上受けてきました。人間ドックで詳しい目の検査を受けていたのに、加齢黄斑変性を発症してしまったのです。

人間ドックは基本的に、動脈硬化などを見つけることが目的。加齢黄斑変性などは見逃されがちだといいます。また、黄斑の周囲が盛り上がるのに1年もかからない場合もあるため、人間ドックでは見つからないことが多いのです。

そのためにも、加齢黄斑変性がどんな病気かを知っておくことは大切。発症に早く気づけば治療することが可能な病気だからです。視界の異常を感じたら、近くの眼科で検査を受けるようにしましょう。

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