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2型糖尿病で手足を切断!?危険なしびれに注意

日本人の糖尿病のじつに95%以上を占めるのが「2型糖尿病」。肥満・運動不足・ストレスなどの生活習慣によって発症します。しかし、しびれる程度で苦痛がないからと放置されて合併症が進んでしまう結果に…。最悪の場合、手足を切断しなければならないこともあるのです。具体的な症状を解説します。



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2型糖尿病で手足を切断!?危険なしびれに注意

手足の細胞が壊死すると最悪の場合は切断

糖尿病には「1型」と「2型」が存在します。1型糖尿病は若くして発症することが多く、すい臓の細胞が壊れることでインスリンを体外から補給しなければなりません。一方の2型糖尿病は、食べ過ぎや運動不足などの生活習慣がおもな原因です。日本人の糖尿病のほとんどがこの2型糖尿病です。

糖尿病になると血液中に大量の糖があふれることになります。すると、血管がダメージを受けてボロボロの状態に…。その結果、全身の血行が悪くなっていまい、手足などの体の末端へ血液が届きにくくなってしまうのです。

この状態が続くと、今度は手足の先の血管が血液不足になります。この血液不足が神経を侵して「しびれ」がおこるのです。それでもこの状態を放っておくと、手足の細胞が壊死してしまいます。こうなると最悪の場合、手足を切断しなければなりません。

糖尿病のしびれの特徴とは?

しびれを感じて半年後「2型糖尿病」の診断

このような危険なしびれを放っておおいてしまい、実際に手足の切断の可能性もあったという実例を紹介しましょう。6月9日放送の『主治医が見つかる診療所』の「危険なしびれの見分け方SP」で紹介されていました。

神奈川県在住の男性(55歳)は2006年3月に突然、手足のしびれを感じました。和食の料理人として働いていた男性が仕事場でいつものように包丁を持とうとしたとき、両手のすべての指先にしびれを感じたのです。それは「ピリピリ」とした感覚。足の指先にも同様のピリピリしたしびれを感じました。

とはいえ、しびれが出るのは仕事のときだけ。ふだんは痛みもないため、男性は病院に向かいません。そのうちに治る…と考えて、しびれを我慢しながら働き続けたのでした。

しかし数か月が経過すると、初めは指先だったしびれが徐々に指全体へと広がりはじめます。しびれの範囲が広がると、今度は仕事に影響が出はじめました。そして、最後には料理が作れなくなってしまったのです。

しびれを感じてから半年が経過して、男性はようやく病院で受診します。そして、そこで告げられた病名は「糖尿病」。「2型糖尿病」でした。


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指先など末端から体幹に近づくしびれが危険

糖尿病になると血管がダメージを受けて全身の血行が悪くなり、体の末端まで血液が届きにくくなります。この血液不足により神経が侵されて、しびれがおこるのです。このまま放置すると手足の細胞が壊死してしまい、最悪のケースは手足を切断しなければなりません。

この男性の場合、診断後には薬による治療と生活改善をすぐに実行。最悪の事態を避けることができました。いまでは手足のしびれも改善されたとか。ただし、もう少し早く受診していれば、しびれが残ることもなかったと後悔しています。

このように手や足の指先などの末端から、徐々に体幹に近づいてくるようなしびれは「危険なしびれ」です。血行が悪くなって現れる糖尿病によるしびれの特徴といえます。また、しびれが左右同時に発症することも特徴の1つ。しびれにほとんど左右差がないことも見分けるポイントといえるでしょう。

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