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ドライマウスの症状と思っていたら膠原病だった

口の中が乾くドライマウスの症状と思っていたら、危険な大病のサインだったという症例を紹介しましょう。いまから11年前のこと、47歳の女性は口内が乾いて水分補給が欠かせなかったといいます。いわゆるドライマウスと呼ばれる症状に悩んでいました。『その原因、Xにあり』で紹介されていました。



ドライマウスの症状と思っていたら膠原病だった

ドライマウスの症状は7割が女性

ドライマウスとは、唾液の量が減って口の中が乾燥してカラカラになる症状です。ドライマウスの患者の7割が女性。とくに60代が多く、日本全国でその患者数は800マン人以上いるといわれています。

ドライマウスの症状が引き起こされる原因はさまざまな。おもに、年とともに噛む回数が減ることでおこる唾液の減少、口呼吸による口内の乾燥、さらにストレスによる緊張での口の乾きなどがドライマウスにつながっているといわれています。

しかし、この女性の場合はドライマウスが危険な大病のサインでした。ある日のこと、仕事場での昼食時間、手作りのおにぎりを食べようとしたとき、全然飲み込めないという状態にあったのです。なんとかお茶で無理やり流し込んだ女性、再びおにぎりを口にするとあることに気づきました。まったく唾液が出なかったのです。

ドライマウスはシェーグレン症候群

さらに、1か月もすると目も乾燥するようになります。不安のなか、すぐさま大学病院を受診。血液採取などさまざまな検査を受けた結果、医師から伝えられたのは「シェーグレン症候群」という病名でした。

シェーグレン症候群とは、本来は病原菌などから体を守る免疫が、異常をきたして自分自身の細胞を攻撃してしまう膠原病(こうげんびょう)の一種。とくに、免疫によって唾液腺や涙腺が攻撃されるのが特徴です。これがドライマウスやドライアイと似た症状を引き起こします。

シェーグレン症候群を病院に行かずに放っておくと、異常な免疫の攻撃はさらに拡大。関節におよべばリウマチに、さらに内臓におよべば肝硬変や腎不全など、さまざまな病気へとつながってしまうことになるのです。

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