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潰瘍性大腸炎の症状は治療でほとんど再発しない

潰瘍性大腸炎は原因不明の病気。ストレスや食生活が引き金となって発症するといわれています。そんな潰瘍性大腸炎の症状に悩まされながら、見事にオリンピックで銅メダルを獲得した水泳選手がいます。潰瘍性大腸炎の症状を詳しく見ていきましょう。『ガッテン』で紹介されていました。



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潰瘍性大腸炎の症状は治療でほとんど再発しない


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潰瘍性大腸炎の症状で記録が出ない

ロンドンオリンピックの水泳種目で銅メダルを獲得した上田春佳選手。じつはこの直前、上田選手は大腸の大きなトラブルに苦しんでいました。それが潰瘍性大腸炎という病気です。

オリンピック本番のおよそ1年前、代表入りを目指す上田選手に激しい下痢と体調不良がおこりはじめました。お腹を下してしまうと熱が出るという症状。練習の途中でプールを上がって、ぎりぎり間に合ったこともしばしばでした。

まわりの選手が自己ベストを出すなか、なぜ自分だけ記録が出ないのかと悩む上田選手。このとき大腸におきていた異変が潰瘍性大腸炎です。大腸の働きが大きく乱れる原因不明の病気です。ストレスや食生活が引き金と考えられています。


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潰瘍性大腸炎の症状に便の混入物

上田選手はどうやって復活したのでしょう。主治医に聞いてみると、症状が軽いうちに治療できたことが幸いしたと話します。じつは上田選手は携帯のカメラで、自分の便を撮影。それを主治医に見てもらっていたのです。

潰瘍性大腸炎の症状には、傷口から出る白い膿や血が便にゼリーのように混ざることがあります。上田選手はその写真を主治医に見てもらうことで、潰瘍性大腸炎の症状を早期発見することができたのでした。

潰瘍性大腸炎は症状が一度悪くなっても、しっかり治療すれば再発しない患者がほとんどです。そのおかげもあって上田選手は銅メダルを獲得しました。便は大腸の健康を測るバロメーター。何か異常を見つけたらすぐに病院に行きましょう。

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