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尿酸値が高いと必ず痛風を発症するわけではない

尿酸値が高いからといって、必ず痛風を発症するわけではありません。尿酸値が基準値を超える高い状態でも、痛風を発症するのはほんの1割。痛風を発症すれば薬などで高い尿酸値を抑えようとしますが、自覚症状がないと高い尿酸値を放置しがちです。しかし、放っておくと命に関わる危険があるのです。



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尿酸値が高いと必ず痛風を発症するわけではない

高い尿酸値でも痛風を発症しない

高い尿酸値でも痛風を発症しなかったために、命を落としかけたという症例を見てみましょう。49歳のときに痛風に襲われた男性がいます。自力では歩けないほどの激痛で病院に急行。治療を受けると、何事もなかったように症状が落ち着きました。

ところがその10年後、男性を心筋梗塞が襲います。心臓に酸素を送るための太い血管が閉じてしまっていたのです。その日のうちに緊急手術を実施。血管を広げる処置で、なんとか一命を取り留めることができました。

男性の尿酸値の推移を見ると、49歳のときに尿酸値が基準値の「7」をオーバーする「7.6」で痛風を発症しています。その後、52歳のときには「8.6」程度まで上がって、再び通風を発症していました。

高い尿酸値は動脈硬化を引き起こす

そして、53歳にかけては薬によって「5~6」程度と基準値以下に抑えられていましたが、54歳のときに尿酸値が「8」を超える高い状態に…。しかし、このときは痛風は発症しなかったのです。

その後、55歳にかけて尿酸値は再び基準値以下に下がり、以降は基準値を少し超える程度で安定。男性はすっかり安心して、そのまま放置していました。そうしているうちに、心筋梗塞に襲われたわけです。

じつは、尿酸値が基準値を超えても痛風を発症するのはほんの1割。残りの9割は、痛くもかゆくもないのです。しかし、高い尿酸値は動脈硬化のような状態を引き起こします。高い尿酸値で痛風を発症していない人こそ死の危険が迫っているのです。

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