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耳石のかけらが回転性のめまいを引き起こすワケ

めまいを訴える人のほぼ半数は、回転性のめまいをおこす「良性発作性頭位めまい症」という病気です。回転性のめまいを引き起こすのは、耳の中にある小さな耳石のかけら。耳石のかけらが三半規管に入り込むことで、回転性のめまいがおこるわけです。詳しいメカニズムを見ていきましょう。



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耳石のかけらが回転性のめまいを引き起こすワケ

耳石のかけらで回転性のめまい

回転性のめまいを引き起こす耳石とは、耳の奥にある体のバランスをとる役割を持つ器官。耳の奥の内耳と呼ばれる部位にある、2つの四角い石のようなものが耳石になります。

この耳石の成分は炭酸カルシウム。四角いカルシウムの塊が感覚毛の上に乗っている構造です。身体が動いた際に感覚細胞を刺激して、加速度を感じさせる重要な働きがあります。

そして、この耳石はちょっとした衝撃や老化で一部が欠けることがあります。その耳石のかけらが三半規管に入り込んでおこるのが、良性発作性頭位めまい症というわけ。三半規管は同じ内耳にある体の動きを感知するセンサーです。

耳石のかけらを運動で取り除く

三半規管は、その名のとおり半円形をしたチューブ状の3つの器官から構成されています。それぞれがX軸・Y軸・Z軸の動きを感知する仕組みです。三半規管はリンパ液という液体で満たされていて、液体の動きによって動きを感知します。

ここで、三半規管の中に耳石のかけらが入ると、リンパ液の流れがかき乱されてしまうことに…。すると、実際の姿勢とは異なるバランス情報が感覚細胞から脳に送り出され、脳が混乱して回転性のめまいがおきるわけです。

とはいえ、良性発作性頭位めまい症は回転性のめまいが何度かぶり返すことはあっても、悪化しないのが特徴になります。ほとんどの人は適切な運動で耳石のかけらを取り除くことで、回転性のめまいも治まっていくのです。

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