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診断がつかない腰痛の原因が仙腸関節だった症例

診断がつかない腰痛で悩み続けた30歳の男性がいます。レントゲンもMRIもCTもたくさん撮ったという男性は、どこに行っても「病気がない」といわれ続けてきました。じつは、診断がつかない腰痛の原因が仙腸関節だったのです。『その原因、Xにあり』で紹介されていました。



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診断がつかない腰痛の原因が仙腸関節だった症例

腰の鋭い痛みは腰椎分離症と診断

男性が最初の痛みを感じたのはいまから13年前。当時所属していた野球部の練習のときでした。いつものように素振りをしていると、腰に鋭い痛みを感じたのです。「放っておけば治るだろう」このときはそう思っていました。

しかし、1か月たってもたびたび腰に痛みがおこります。結局、3か月たっても痛みが治まることはなく、ようやく病院で診断を受けた男性は、医師から「腰椎分離症」と告げられました。

腰椎分離症とは、腰骨の後方にある骨である椎弓が折れることです。医師によれば、ある程度時間がたてば治るとのこと。痛みが出たら痛み止めを飲んで、コルセットをつけるよう指示されました。

夜もコルセットをつけて就寝していたにもかかわらず、腰痛は完治することなく1年が経過します。そして、大学受験に向けて勉強をしていた男性に、ある異変がおこるのです。

病院を転々とするものの原因不明

もともと腰の痛みがあった箇所から左下に、痛みが移動して発症。痛みが左下に移動したあとは、座っていると内側からじわじわと突かれているような痛みに襲われるようになりました。

左ひざを立てて座ると痛みが軽減するため、無理な姿勢で勉強することも多かったといいます。その後、腰痛はさらに悪化。普通に歩くだけで腰が痛み、やがて痛みに耐えられず、椅子に10分も座ってられなくなりました。

さらに、寝ているときもベッドに腰が触れるとじわじわと痛みを感じるため、うつ伏せの状態で、しかも下腹部にクッションを置かないと眠ることができなくなりました。

深刻な病状を心配した母親に連れられ、男性は別の病院へ。医師から下された診断は原因不明。痛み止めを処方されるだけでした。その後、病院を転々とするものの、どこへ行っても原因不明。訪れた病院は7か所にも及びました。


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仙腸関節が動かなくなって痛み

初めて痛みを感じてから5年半、原因不明の腰痛と戦い続けた男性に一筋の光が差します。父親が手渡してくれたのは、初めて聞く病院のパンフレット。藁にもすがる思いで訪れた病院で告げられたのは、想像すらしなかった原因でした。

男性の腰痛の原因は仙腸関節。仙腸関節とは、骨盤を構成する仙骨と腸骨をつなげる関節のことです。仙腸関節の動きはわずか2~3mmといわれています。この仙腸関節が動かなくなってしまうと、それまで吸収していた衝撃が周辺の筋肉や靭帯に加わって痛みが発生。それが腰痛として現れるのです。

仙腸関節による腰痛にブロック注射による治療を受けた男性は、いまでは痛みが解消。大好きな野球が元気いっぱいできるようになっています。一度はあきらめた受験勉強にも励み、見事に医学部に合格。医師を目指して猛勉強中です。

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