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家族で症状が違う夏型過敏性肺炎の具体的な症例

埼玉県在住の57歳の女性が、夏型過敏性肺炎を発症したのは1年前の9月。56歳のとき、まだまだ残暑が厳しいときのことでした。パートに出ながら主婦業をこなしていた女性は、突然、小さな咳がでるようになったといます。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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家族で症状が違う夏型過敏性肺炎の具体的な症例

家の階段も息切れして上れない状態

女性はたいしたことはないと思いつつ、念のため近くの診療所へ行きました。そこでの診断結果は、ただの夏風邪。抗生物質などを処方してもらって帰宅しました。ところが、それからほどなくしてさらなる異変が次々と現れ始めたのです。

小さかった咳が徐々にひどくなっていき、1か月後には重く激しいい咳に変化しました。さらに息苦しさもかんじるようになって、家の階段も息切れして休み休みでないと上れないようになったのです。

次第に悪化していく症状。しかし、異変はそれだけでは終わりませんでした。なんと一緒に暮らすご主人と息子さんにも、女性と同じような症状が現れ、激しい咳が出るようになったのです。ただし、2人の場合は次第に快方に向かいますが、女性だけは症状が悪化する一方。家族のあいだで症状に微妙な差がありました。

夏型過敏性肺炎の原因は洗面所のカビ

その原因を突き止めるきっかけとなったのは、息子さんが抱いた違和感です。息子さんが風邪以外に原因があるはずとインターネットで検索。呼吸器の専門医を探して、女性に診断を受けるように勧めたのです。そして、その病院で判明した本当の病名が夏型過敏性肺炎です。

夏型過敏性肺炎の原因となるのは、トリコスポロンというカビの一種。当時、女性の家の洗面所は床板が腐りかかっていました。床下を通る配水管が水漏れをおこしていたのが原因。このため、床下にトリコスポロンが発生した状態でした。

家族の症状も夏型過敏性肺炎です。しかし、仕事で家にいる時間が短いご主人と息子さんは軽症。一番家にいる時間が長った女性が、2人に比べて症状が重くなったのでした。その後、洗面所をリフォームして夏型過敏性肺炎の症状は軽くなったといいます。

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