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顎関節症による頭痛は放置すると「うつ」になる

顎関節症を放置すると、危険な病気を招くことがあります。人によって異なりますが、痛みが徐々に徐々に強くなったり、強い痛みが何年にもわたってずっと続くことで、なぜ頭痛になるか原因がわからないまま、うつになる人もいるのです。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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顎関節症による頭痛は放置すると「うつ」になる


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顎関節症に気づかず頭痛を放置

顎関節症は気づかずに放置すると、頭痛だけでなく肩や手足など全身にしびれや痛みが広がります。さらには、頭痛の原因がわからないまま、うつ病を引き起こしてしまう危険もあるのです。

顎関節症は「あごが痛い」「口を動かすと音が鳴る」「口が開かない」というのが3つの大きな症状。このうち1つが該当して、ほかの病気やぶつけたりしていない場合は顎関節症と診断されます。

顎関節症は、一生のうち2人に1人はかかるといわれるほど頻度の高い病気。成人の46%がかかっているという報告もあります。しかし、顎関節症であることに気づかずに、頭痛を放置してしまうケースがよくあるのです。


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顎関節症は頭痛単体では現れない

顎関節症が引き起こすのは頭痛だけではありません。めまいや動悸、息苦しさ、頭が重い、肩こり、背中が痛いなど症状はさまざま。このため、うつ病と診断されてしまうケースも多いといいます。

実際、顎関節症を治すと、全身の症状がやわらいでくるケースがあるのです。顎関節症の場合、頭痛単体で症状が現れることはあまりありません。耳の後ろの筋肉やあごの後ろを触って痛みを感じたり、口がスムーズに開かなかったり、口を動かしたときに音がしたりする症状などで判別することが可能です。

顎関節症を見分けるには、耳の下からあごのあたりまで触ってみて、いたい場所はないかを確認。口を開けたときにスムーズに開けられるか、音がしないかなどを確認します。これらの症状があった場合、近くの歯科医院や口腔外科へ相談するようにしましょう。

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