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舌の位置が下がっておきる喉のつかえを治す方法

喉のつかえで食べ物が飲み込みにくい人は、舌の位置が下がっている可能性があります。舌の位置が下がると気管のフタが開いてしまい、喉のつかえという症状が出るからです。そこで、舌の位置が下がっておきる喉のつかえを治す方法を紹介します。『その原因、Xにあり』で紹介されていました。



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舌の位置が下がっておきる喉のつかえを治す方法


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舌の位置が筋力の衰えで下がる

味噌汁が気管に入って窒息しそうになった経験のある72歳の女性は、3年前から喉のつかえに悩んでいます。舌の筋力を測る舌圧測定をしてみると、成人女性の平均値が「37」のところ、この女性は「17.2」という数値です。

これは舌の筋力が衰えで舌の位置が下がったことが、喉のつかえの原因となっている可能性が高いでしょう。そこで、舌の位置を正常化するトレーニングを実践。2週間でどれくらい改善するかを検証します。

行うのは「舌鳴らし」と「あいうべ体操」の2つ。舌鳴らしは、舌を上あごにくっ付けたら、舌打ちをするように音を出す運動です。舌全体を上あごにくっ付けることで効果がアップします。


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2週間の舌の位置トレーニング

あいうべ体操は「あ」のときは口を大きく開き、「い」のときは口を大きく横に広げます。「う」のときは口を強く前に突き出して、最後の「べ」で舌を突き出して下に伸ばすという体操です。

この舌の位置を正常化するトレーニングを1セット10回として毎日3回行います。2週間後、舌圧を測定してみると「28.9」まで上昇。成人女性の平均値には及びませんでしたが、大幅に筋力がアップしています。

本人も、喉のつかえがよくなったと話していました。このように、舌の位置を正常化するトレーニングは2週間でも十分に効果が発揮されることがわかったのです。継続することで、舌の位置を戻すことも可能でしょう。

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