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完治しない潰瘍性大腸炎の治療に便移植が有効

完治する方法が確立されていない潰瘍性大腸炎は難病指定の病気。そんな潰瘍性大腸炎の治療に便移植が注目されています。そこで、実際に潰瘍性大腸炎の治療のために便移植を受ける56歳の男性の症例を見ていきましょう。『その原因、腸にあり』で紹介されていました。



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完治しない潰瘍性大腸炎の治療に便移植が有効

潰瘍性大腸炎がよくなる可能性

潰瘍性大腸炎の患者は、腸内細菌のバランスが崩れているケースがほとんど。この腸内細菌のバランスを正常な状態に戻してあげることで、潰瘍性大腸炎がよくなる可能性があります。それが便移植による潰瘍性大腸炎の治療です。

日本では2014年に臨床研究が始まったばかり。現在5か所の病院で実施されています。その1つが愛知県にある藤田保険衛生大学病院です。ここに便移植を受ける潰瘍性大腸炎患者がいます。

56歳の男性は8年前に潰瘍性大腸炎と診断されました。下痢を伴う血便が頻繁におこり、1日に40回も襲う激しい下痢のせいで、日常生活に支障が出ています。パンツを2枚持っていても使い切ってしまうほどでした。

潰瘍性大腸炎の便移植のドナー

男性は潰瘍性大腸炎の症状を抑えるためのステロイド剤が手放せません。ステロイド剤で一時的に下痢を抑えることはできますが、それと引き換えに倦怠感や肌荒れなどの副作用に悩まされています。しかも、大腸がんのリスクが高まるのも心配です。

今回の便移植のドナーは男性の奥さん。便移植のドナーは事前に、血液検査に胃カメラ、尿検査、大腸内視鏡、便検査、尿素呼気試験など受診。感染症やウイルス、腫瘍など病原菌まで患者に移植してしまわないよう、腸内の様子を多角的に検査します。

なかには、精神科の先生によるうつ病の診断などもありました。これらの検査で異常が見つかり、一からドナーを探しなおすケースもあるといいます。

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