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指先が痛いのは奥歯を強く噛むクセが原因だった

指先が痛い原因が奥歯を強く噛むクセだった58歳の女性の症例を見てみましょう。最初の痛みが襲ったのは4年前のこと。夕食の準備をしているときのことでした。左手の人差し指の先に針で刺されたような痛みを感じたのです。しかし、痛みは一瞬、チクっと感じただけですぐに消えてしまいました。



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指先が痛いのは奥歯を強く噛むクセが原因だった

指先が痛い症状はどんどん悪化

ところがその3日後、両方の指先を無数の針を突き立てられたような痛みが襲ったのです。不安を覚えた女性は近所の整形外科を受診。レントゲン検査を受けましたが、とくに異常はないというのが医師の診断。原因はわかりません。

それ以降、関節リウマチなど自己免疫疾患を疑い血液検査や、頸椎の異常を疑いMRI検査などを受けましたが、やはり原因はわからずじまいです。その一方で指先が痛い症状はどんどん悪化。ペットボトルすら握れないくらいです。

そして、指先が痛い症状に苦しみ始めて1年、ようやく訪ねた総合病院で、本当の原因を知ることになります。指先が痛い原因は、じつは歯の食いしばり。グッと力を入れるときに奥歯を噛むことが原因だったのです。

指先が痛いのは斜角筋の緊張

じつは気づかないうちに奥歯を食いしばるような生活を続けていると、頸椎と肋骨をつなぐ斜角筋と呼ばれる筋肉が常に緊張。徐々に硬くなってしまいます。すると、斜角筋の間を通る神経の束を圧迫してしまうのです。

すると、その神経がつながる鎖骨や腕、手などに痛みを発することがあるというわけ。この女性の場合、手につながる神経が強く圧迫された結果、指先が痛いという症状が出ていたわけです。

診察後、女性は斜角筋をリラックスさせる運動療法を実践。前歯でやわらかい棒状の綿を噛んで、あごを左右に動かすというものです。すると、指先が痛いという症状はほとんど出なくなりました。あんなに痛かったものがこんなことで治るのかとびっくりしたと話します。

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