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脂肪肝の症状はアルコール性と非アルコール性

脂肪肝の症状は大きく2つに分かれます。お酒の飲み過ぎが原因となる「アルコール性脂肪肝」と、食べ過ぎによる「非アルコール性脂肪肝」です。いずれも症状が進むと肝細胞に炎症が起きるアルコール性脂肪性肝炎や、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)となって本格的な治療が必要になっていきます。



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脂肪肝の症状はアルコール性と非アルコール性

脂肪肝の症状の進行を調べる生検

脂肪肝が怖いのは、そのまま症状が進むと肝炎から肝硬変、肝臓がんと悪化するケースがあるからです。肝硬変や肝臓がんまで症状が進むのは、脂肪肝と診断された患者のうち10~20%程度です。

しかし、脂肪肝の症状が進行しているかは、肝臓の細胞を直接取って調べる生検などに限られます。入院が必要になるなど患者の負担が大きいことが難点です。このため、患者の負担が軽くても診断できる方法の開発が進んでいます。

大阪市立大付属病院では超音波を使って脂肪肝の症状を詳しく調べる方法を導入しています。超音波から肝臓の硬さや脂肪の量を測定する方法で、症状の進行を把握可能。人間ドックの際に追加の負担で受けられるようになっています。

脂肪肝の症状を血液検査で調べる

脂肪肝の症状を血液検査で調べる技術開発も進行中です。非アルコール性脂肪性肝炎かどうかを簡単に見分ける診断法の開発が進んでいます。血液中に含まれるタンパク質を手がかりに調べる方法です。

非アルコール性脂肪性肝炎では国内の製薬企業が治療薬の開発を進めますが、まだ効果的な薬はありません。早期の診断方法が広まっていけば、病気が進行して症状が重くなる前に適切な対策がとれるようになるでしょう。

最近の研究では、脂肪肝が心臓病や脳血管疾患などさまざまな病気の原因にも関係していることもわかってきました。脂肪肝の症状と診断されたら放置せず、食事や運動などの生活習慣を見直すことが大切です。

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