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メラノーマの治療薬「オプジーボ」に競合が登場

アメリカの製薬大手メルクが開発しているがん免疫薬の「キイトルーダ」が、皮膚がんの一種であるメラノーマ(悪性黒色腫)の治療薬として承認される見通しとなりました。これまでのメラノーマの治療薬としては「オプジーボ」の独壇場。オプジーボの競合薬が日本市場に登場します。



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メラノーマの治療薬「オプジーボ」に競合が登場


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メラノーマの治療薬にキイトルーダ

2016年9月9日、厚生労働省が開いた新薬の承認を検討する専門部会で、メラノーマの治療薬としてキイトルーダを承認して問題ないとの判断が下されました。今後1か月以内に厚労省から承認される見込みといいます。

キイトルーダは、すでにメラノーマの治療薬として製造販売されているがん免疫薬であるオプジーボと同じ作用を示す抗がん剤。じつはアメリカでは、メラノーマに対してはオプジーボよりも先に承認されていました。

そもそもメラノーマは、メラニンを作る色素細胞ががん化したものと考えられています。メラノーマは早期発見できれば手術でほぼ治療することが可能。しかし、増殖が速く転移もしやすいため、進行したメラノーマは治療が困難です。


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メラノーマのチェックポイントを阻害

そんなメラノーマの治療薬として2014年7月に登場したのがオプジーボでした。オプジーボは従来の抗がん剤のようにがん細胞を直接たたくわけではありません。免疫チェックポイント阻害剤という新ジャンルのメラノーマ治療薬です。

通常、免疫細胞はがん細胞を攻撃するもの。しかし、がん細胞はその攻撃を妨げるチェックポイントと呼ばれる分子の働きを行います。免疫チェックポイント阻害薬とは、がん細胞の分子の働きを阻害する薬ということです。

免疫チェックポイント阻害薬によって、免疫細胞の本来の力が発揮。がんが治療できます。そして、キイトルーダもオプジーボ同様、免疫チェックポイント阻害薬なのです。

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