ナイス!シニア
40代からの医療情報…現役看護師が監修

モートン病の治療は神経の一部を手術で取り除く

大阪府に住む女性は、半年ほど前に突然襲ってきた足の痛みに悩んでいます。原因となったのはヒール高7㎝のハイヒールです。女性の病気はモートン病。そして、モートン病の治療に神経の一部を取り除く手術を受けました。『ためしてガッテン』で紹介されていました。



スポンサーリンク
モートン病の治療は神経の一部を手術で取り除く


スポンサーリンク

指と指の間にボコッというふくらみ

2年前のある日、女性は左足の裏にタコを見つけました。タコができたのは指の付け根の中央部分。ふだんだったら、あまりできないような場所です。

足の裏にタコができてから現れ始めた痛み。女性はできたタコを削ることで痛みをやわらげていました。しかし半年前のこと、ふだんの痛みとはまったく異なる激しい痛みが足の裏に走ったのです。

グギッという音とともにバリバリという感じで痛みが走りました。恐る恐る足を見てみると、タコの上くらいの指と指の間にボコッというふくらみがあったのです。じつは女性の足にはとんでもないものができていました。


スポンサーリンク

モートン病の治療に神経の一部を除去

それは神経のこぶ。これはモートン病という病気です。神経というのは刺激を受け続けると、大きくなってしまうもの。それが足指の付け根にしびれや痛みを引き起こすのです。

モートン病のおもな原因は足への圧迫。とくに中年女性に多く発症します。足の裏には大きく2つの神経が走っていて、それが枝分かれしている状態。この2つの神経が枝分かれした先で合流している部分は、神経が動きにくい場所になります。

そこにハイヒールなどで強い圧迫がかかるとモートン病が発症するというわけ。この女性の場合、モートン病の治療に神経の一部を除去する手術を受けました。じつはモートン病の治療に神経の一部を取り除いても、手術後のリハビリで歩けるようになるのです。

■「足の裏」おすすめ記事
足の裏のほくろが悪性かがわかる4つのポイント
転倒防止に大切な「目・耳・足の裏」センサー
足の裏のほくろがメラノーマ…実際の症状は?

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事



目次