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過敏性腸症候群の原因は幼少期の母親のストレス

過敏性腸症候群は日本人の1割に発症しているといわれる、意外にポピュラーな病気です。しかし、これまでは過敏性腸症候群の原因や治療に関する研究はわかっていませんでした。それが近年、過敏性腸症候群に関する研究がかなり進んできたのです。



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過敏性腸症候群の原因は幼少期の母親のストレス

過敏性腸症候群の原因解明の研究

たとえば過敏性腸症候群の治療薬。下痢型では、腸の動きを活発にする神経伝達物質を抑えるラモセトロンが登場。保険も適用されます。便秘型で効果が期待されるリナクロチドは現在、承認申請中です。

過敏性腸症候群は薬で症状がやわらぐと不安も減り、お腹の状態も落ち着きます。初めに薬を使うだけで、80%は症状が改善するのです。どういう状況で過敏性腸症候群の症状が出るかに気づけば、環境を変えてストレスを避けるといった対処もできるでしょう。

一方、過敏性腸症候群の原因解明に向けた研究も進んでいます。腸内のわずかな刺激に反応し、痛みを感じやすい特徴は、体質に加え、生まれ育った環境も影響していることがわかってきました。

過敏性腸症候群の原因はストレス

過敏性腸症候群の原因に関する研究では、幼少期に母親から離すストレスを定期的に与えたラットを調査。腸管グリア細胞という腸の神経活動を調節する細胞の形が変化していることを発見しました。

成体になってからさらにストレスを加えると、変化が大きくなり、腸も過剰に動きやすくなったのです。人間でも、子どものときの虐待や親との死別などの体験が、過敏性腸症候群の発症に関わるという報告もあります。

このため、腸管グリア細胞の働きを正常にできれば、過敏性腸症候群の根治治療につながる可能性があるということ。さらなる原因解明の研究が待たれるところです。

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