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良性発作性頭位めまい症のゴッドハンド治療とは

めまいの多くは、カルシウムのかけらが三半規管に入ってしまうことでおきる良性発作性頭位めまい症です。そこで、良性発作性頭位めまい症の患者の頭の向きを傾けるだけでめまいを治すゴッドハンド治療法を紹介します。『ためしてガッテン』で紹介されていました。



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良性発作性頭位めまい症のゴッドハンド治療とは


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良性発作性頭位めまい症を治療する

良性発作性頭位めまい症は、三半規管にカルシウムのかけらが入ってしまうことでおこります。すると、体が止まっていても三半規管内をカルシウムのかけらが移動。三半規管内のリンパ液に流れが乱れ、それがめまいをおこすのです。

つまり、カルシウムのかけらの動きによって三半規管が誤作動をおこしているというわけ。これこそが良性発作性頭位めまい症の原因です。

このため良性発作性頭位めまい症は、カルシウムのかけらを三半規管から取り出すこと治療できます。それでは、いったいどのようにして三半規管からカルシウムのかけらを取り出せばよいのでしょう。

良性発作性頭位めまい症の原因は三半規管にある


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良性発作性頭位めまい症の治療現場

良性発作性頭位めまい症の実際の治療現場では、患者の目の動きを外から見やすくする拡大鏡と呼ばれるゴーグルを装着。拡大鏡の患者の目の動きを確認しながら、頭をさまざまな向きに傾けていきます。

こうすることでカルシウムのかけらが、三半規管のどの位置にあるかを把握。頭をさまざまな方向に傾けることで、カルシウムのかけらを三半規管から外へ移動させるのです。外へ出たかけらは、不要なものとして体に吸収されます。

良性発作性頭位めまい症の治療法は、まさに職人技ともいえるもの。番組では「ゴッドハンド治療法」と命名していました。

良性発作性頭位めまい症のメカニズム

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