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心房細動の治療法「冷凍アブレーション」とは?

不整脈の一種である心房細動は、動悸などを感じて生活に支障が出るだけでなく、脳梗塞がおこりやすくなる病気。近年、心臓の中に入れて治す新しい器具の開発が進み、治療の選択肢が広がっています。心房細動の治療法「冷凍アブレーション」について、詳しく見ていきましょう。



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心房細動の治療法「冷凍アブレーション」とは?

心房細動の治療法が保険適用

心房細動によって脳梗塞がおこるのは、心房細動によって血液の流れが滞り、血の塊である血栓ができることが原因。この血栓が脳まで流れて、血管を詰まらせるのです。

心房細動による脳梗塞を予防するには、血栓ができる原因の心房細動を治す必要があります。そして、2014年から公的保険が適用になった心房細動の新しい治療法が「冷凍アブレーション」です。

冷凍アブレーションは、足の血管から治療用の細い管であるカテーテルを入れて行うもの。心臓内の左心房につながっている4本の肺静脈の付け根部分まで細い管を入れます。

心房細動の治療で組織を壊死

そして、冷却剤を送って先端部にある小さな風船を膨らませ、風船に接した部分の組織を冷凍するのです。肺静脈の付け根部分は心房細動の引き金になる異常な電気信号が発生する場所。この組織を壊死させて治療します。

日本で冷凍アブレーション治療を受けた患者を対象にした調査では、300人を6か月間追跡したところ、9割近い人が心房細動をおこさなかったというデータもあります。冷凍アブレーション治療の有効性や安全性は十分に確認されています。

心房細動は、長く続かない「発作性」と、ずっと続く「持続性」があります。冷凍アブレーション治療で保険の対象になるのは発作性のみ。また、肺静脈の付け根の形には個人差があり、器具がうまく合わない場合もあります。

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