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耳管開放症の治療は湿気で空気の抜けを悪くする

耳管開放症とは、耳と鼻の奥をつなぐ筒状の耳管が開いたままになる病気。耳管はふだん閉じていて、あくびやつばを飲むときに一時的に開きます。それが耳管開放症となって耳管が開きっぱなしになると、耳鳴りや耳詰まり、自分の声が響くといった症状が出るのです。



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耳管開放症の治療は湿気で空気の抜けを悪くする

耳管開放症の症状は耳鳴りや耳詰まり

よくエレベーターに乗って気圧が変化したときに耳がツーンとしますが、つばをのみ込むとスーッと空気が抜けた経験は誰にでもあるはず。このときの空気の通り道が耳管です。

この耳管が開きっぱなしになるのが耳管開放症。逆に、この耳管が開かずに空気の出入りができなくなって、鼓室が陰圧になって鼓膜が凹んでしまうのが耳管狭窄症になります。

耳管開放症で耳管が開いたままになってしまうと出る症状が、耳鳴りや耳詰まりです。自分の声が響くという症状も出ることがあります。音を神経に伝える器官に呼吸音や自分の声が直接届いてしまうからです。

耳管開放症の治療は耳に生理食塩水

耳管は周囲にある筋肉が収縮することで開閉します。耳管開放症の原因は、体重の急激な減少や脱水で耳管のまわりの脂肪組織がやせること。また、疲れやストレスで、耳管が閉まる力が弱くこともあります。

耳管開放症の患者は、推定で全国に100万人以上。急なダイエットやマラソンなどの激しいスポーツをしたあとに発症する人もいます。

耳管開放症は体調がよくなるにつれて、症状も回復するのが通常です。治療として1日数回、鼻の奥に生理食塩水を数滴垂らしたり、粘り気のある液を塗ったりする治療もあります。こうして耳管の入口を湿らせて空気を抜けにくくさせるのです。

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