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脳梗塞が原因で視界が歪むのは発症場所に理由

テレビ東京アナウンサーである大橋未歩さんが「脳梗塞」に襲われたニュースは世間に衝撃を与えました。脳梗塞が原因でおこった症状とはいえ、どれも日常では体験しないものばかり。脳梗塞が原因でおきる症状を詳しく診ていきます。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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脳梗塞が原因で視界が歪むのは発症場所に理由


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脳梗塞が原因でおこった症状

脳梗塞が原因でおこった症状を確認してみましょう。それは「左手の感覚がない」「視界がゆがむ」「顔の左半分が垂れ下がる」「ろれつが回らない」でした。

まず「左手の感覚」は、触っているのに触っている感じがまったくしなかったとのこと。マネキンを触ったときのような、異物というかプラスチックに触っている感覚だったといいます。

「視界がゆがむ」はまさにグニャグニャ。貧血のときに視界が回っている感覚がありますが、視界だけが回っているのではなく世界がグニャグニャしている感覚だとか。まるで軸がなくなってしまうようだといいます。


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脳梗塞が原因で症状が現われた

「顔の左半分」については、元ご主人がいまでも思い出すのが怖いといっているくらい、まったく人相が変わっていたといいます。思い出すのがつらいくらい、左半分だけが垂れ下がっていたそうです。

「ろれつ」は、自分の耳で感じることができました。逆に、自分で症状がわかるのが怖いところ。「アナウンサー失格だ」と覚悟したほどです。

脳梗塞が発症した場所は、運動機能に関わる部位と感覚に関わる部位の中間くらい。このため、脳梗塞が原因で上記のような症状が現われたと考えられます。

また、この「頭頂葉」の部分は「空間失認」をおこすのです。空間失認とは、何がどこにあるのか位置関係がわからなくなる状態のこと。これが視界のゆがみにつながっているのです。

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