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血液検査のCRPで動脈硬化の始まりかけがわかる

元プロ野球選手の亀山つとむさんは引退後、ピーク時にはなんと130kgを超えるほどまで太ってしまいました。そんな亀山さんの血液検査の結果は、CRP値に異常が出たのです。血液検査のCRP値とは何の数値なのでしょう? 『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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血液検査のCRPで動脈硬化の始まりかけがわかる

血液検査のCRP値で炎症がわかる

血液検査でまず問題だったのは「LDL悪玉コレステロール」と「HDL善玉コレステロール」の値。「LH比」と呼ばれる、LDL悪玉コレステロールがHDL善玉コレステロールの何倍あるかを示す数値が「3.4」。要注意とされる「2.0」を大きく上回る数値でした。

「超悪玉レムナントコレステロール」は、通常の悪玉コレステロールよりも危険な存在で、動脈硬化をより早く進行させるといわれています。基準値は「7.5mg/dl」以下ですが、検査結果はなんと「12.0mg/dl」。基準値を大幅に超えていました。

さらに危険な数値が出たのは「高感度CRP」。通常の血液検査のCRP値では、体の中に炎症がおきているかどうかがわかります。一方、高感度CRPは血管におこっているごくわずかな炎症まで確認できるもの。動脈硬化が始まっているかどうかがわかるのです。

血液検査の高感度CRPの基準値

血液検査の高感度CRPの基準値は「400ng/dl」以下ですが、亀山さんは「857ng/dl」という数値。基準値の2倍以上というこの数値は、すでに動脈硬化が始まっている可能性が大です。

「動脈硬化」というのは、血管の壁に悪玉コレステロールが入り込んで、傷を付けて炎症がおこるのが始まりといわれています。「高感度CRP」は、そういった小さな炎症を拾う検査です。

高感度CRPが正常よりずっと高いということは、すでに動脈硬化が始まりかけています。今後10年以内に「心筋梗塞」や「脳卒中」といった重大なことが起こる可能性があります。

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