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無理やり書かされた「遺言書」で1億円の損

「遺言書」があったのに1億円の遺産を損した人がいます。それは、無理やり書かされた遺言書でも、それを取り消すのは困難を極めるのです。さっそくその事例を見てみましょう。4月3日放送『あのニュースで得する人損する人』の「2時間スペシャル」で紹介されていました。



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重い病を患っていた母親には7人の兄弟がいました。しかし、末っ子の妹だけはいつまでも結婚せず、実家に居ついたまま。とはいえ、飲み歩くことも多いため、実家の近くに住む次男がおもに面倒をみていました。

そんな四女が、結婚相手を連れて母親に紹介。子どもも欲しいし、遺産も私がぜんぶ相続したい…といい出します。しかし、母親は「相続でモメてほしくないから、遺産は兄弟で均等に分けてほしい」と話していました。

すぐに四女は結婚して旦那とともに実家に同居を開始。それとともに母親は衰弱して、ついには息を引き取ったのです。そして、無事に葬式が終わった7人の兄弟が集まった席で、長男が遺産の分配を話し合おうとしたときでした。

四女が「遺言書」を持ち出したのです。そして、そこには財産はすべて四女が相続する旨が記されていました。あれほど兄弟での分配を望んでいた母親が…と信じられませんでしたが、遺言書があるなら仕方ないと、次男を含めた兄弟たちは引き下がることにしたのです。

ところがその晩、四女の旦那が次男の家に訪ねてきました。そして、遺言書は四女が母親に無理やり書かせたものだと伝えたのです。それを聞いた次男は、四女の元へ行って問い詰めます。しかし「証拠はある?」の一点張りで、四女はまったく聞く耳を持ちませんでした。

はたして、このように無理やり書かされた遺言書は有効なのでしょうか?

じつは、遺言書を無理やり書かせたとしても、その遺言を無効にすることは困難。裁判所に遺言の無効を認めてもらう場合、その遺言が完全に意思を抑圧されて「無理やり書かされた」といった「証拠」が出てこない限り、難しいのです。

今回の場合、四女の旦那の証言だけでは無理やり書かせた証拠とするのは困難。結局、遺言書どおり1億円以上の遺産はすべて四女が相続したのでした。

■4月3日放送『あのニュースで得する人損する人』
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